つい先程まで、平和な日常だった。
喉が乾いて、台所に水を汲みにいくまでは…!!
台所に壁と面している机があるのだけど、
そこに灰色の影がちらっと見えた気がした。
影は机の隅から床に落下したように見えた。
全て、全て気のせいならば良かったのに、
気がした、ように見えた。
こういう勘は大抵あたる。私の場合は、特にGに。
駆除しなきゃな、と床の死角を作っている
ダンボールをどかした。
そこには。
ネズミがいたーーーーー!!!
ぎゃああああ!!
小さなネズミはびっくりした様子で
廊下を勢いよく跳ね
廊下を曲がって私の視界から消えた…。
消えたけど、家の中にいるーーぎゃー!
旦那さんに報告してから
廊下の角を見たけど物陰が多いしちょっと見てもいない。ああびっくりした。
実はネズミは初めて対峙したのである。
流石に実家はネズミは出なかった。
しかもハムスターを飼っていたのでネズミを殺すのが精神的に難しい。つ、潰す?無理でしょ!
とりあえず食品は隠したし
ネズミが餓死するか、隙間から外に逃げるかどちらかを祈ってねる。寝るぞ!